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「ゆめ工房さくら」看板作成中です

「ゆめ工房さくら」の新築工事が完了し、5月1日の開所に向けて着々と準備が進んでいます。その準備の一つとして、正面玄関に掲げる「ゆめ工房さくら」の看板を保護者の有志の方々が中心になって作成中です。

看板は「タイルモザイク」で作っています。約700枚の小さいタイルを花びらの形に一つ一つ削って貼りつけていきます。今日は利用者さんが自分のタイルを貼る日です。花びらの裏には自分の名前を書いてみなさん一生懸命丁寧に作業しておられました。

早く完成してゆめ工房さくらの正面玄関に掲げられる日が待たれます。

 

 

 

 

 

 

 

2024年03月29日

ゆめ工房さくらの新築建物の引渡しが行われました

 2月29日に建物が完成し、3月6日に東京都の竣工検査を受け、3月11日に長井工務店よりさくら会への引渡しが行われました。同日、各業者からの設備取扱説明会を実施し、、ゆめ工房の職員を中心に建物・設備の取扱いについて現場で説明を受けました。

 3月19日までは前面市道の整備工事がおこなわれますが、20日からはいよいよ駐車場も使えるようになります。現在は備品の購入手配や引越しの段取りを進めています。25日には室内カーテン類の設置工事を行い、新規購入備品の搬入も順次始まります。

 5月1日の開所までには少し間がありますが、それまでに準備をしっかり進め、利用者、職員の皆さんが、新しいゆめ工房にスムースに移れるよう頑張っていきます。

 

2024年03月14日

上棟式が行われました

9月15日(金)15時30分より、ゆめ工房さくら移転工事の上棟式が行われました。
今まで見たことがないような大きな木造2階建ての建物が姿を現しました。まるで林のように何本もの柱が立ち並び、2階の床を支える梁は数本の角材を張り合わせた太さで、そこで仕事をしている大工さんもこれまで見たこともないというほどの大きなものでした。
当日は午後からカミナリが鳴りだし、早めの仕事じまいで、現場の職人さんと長井工務店の方々、山中・吉田設計事務所の建築士それにさくら会の理事長、事務局長、各所長が参列しての「上棟式」でした。
「みなの夢が目の前に姿を現し、完成への期待がますます膨らみます。」との理事長のあいさつに続き、全員が自己紹介をするなど和やかな中で、これからの安全な工事を祈願して終了しました。

2023年09月19日

地鎮祭が行われました

梅雨の合間の好天に恵まれた6月21日、ゆめ工房さくらの新築工事予定地で地鎮祭が執り行われました。式には設計事務所、工事を請け負う長井工務店の皆様、それにさくら会からは理事長、評議員、理事などの関係者に加え、ゆめ工房さくらの利用者・職員30名ほどが参列し、神主さんにより厳かに行われました。
式の終わりにあたり、加藤理事長より「数年来の夢であったゆめ工房さくらの移転計画が、関係者の皆様のご協力、ご支援によりここまでたどり着くことができ感謝しています。今日、参列した利用者・職員とも新しい事業所の完成を楽しみにしています。これから長井工務店様の工事が安全に順調に進むことを祈願します。」との挨拶がありました。

 

 

来年の3月の完成に向けて、工事が間もなく始まります。

(プロジェクト担当 合田)

 

 

2023年06月23日

第18回 福祉講演会に出席して

令和4年10月18日、もえぎホールにて、「基礎から学ぶ成年後見制度~実例から学ぼう」のテーマで、特定非営利活動法人ウィルの理事長、阿部由美さんを講師にお招きして講演会を開催しました。会場は、コロナ感染予防に充分に注意をし、当日は19名の参加者でした。制度の基本的なことや具体的な事例のお話も含めて、1時間半があっという間でした。

【成年後見制度】の話は何回か聴いたことはありましたが、親の立場でもあり、支援の経験もある講師の阿部さんのお話しは、今までで1番わかりやすく、箇条書きの資料もとても良かったです。制度の内容を簡易に説明をいただき、【任意後見】【法定後見】の違いや【補佐・保佐・後見】の違い、親亡き後の【遺産分割】【財産管理】について、などなど、、もちろん【成年後見制度の課題】も詳しくお話しいただきました。事例説明を含めどのお話しも、大変興深い内容で、『親あるうちの準備』を痛感した一日でした。当日の資料については、「親の会」にお問い合わせください。

(文責・小根澤裕子)

2022年11月16日

第17回福祉後援会が開催されました

 2022年1月29日(土)10時より、社会福祉法人幸会理事長の伊藤浩講師による「知的障害者の加齢による変化とその支援」のテーマで、さくら会第17回福祉講演会が開催されました。
 コロナ禍のもと、貫井北町分館の学習室をメイン会場とし、ゆめ工房さくら、フラワー工房さくら、グループホームさくら及び希望者のライン参加による講演会として開催しました。メイン会場には12名、ライン会場には38名の参加をいただきました。

 当日のテーマに沿った
   「加齢による変化」
   「加齢による変化への支援」
についての伊藤講師の豊富な経験と知識に基づいたお話は、医学的専門知識もわかりやすくお話しいただき、日々の支援で私たちが心がけねばならないことについての提言もスッと身に入るような気がする講演会でした。

 参加された皆様からもたくさんの感想をいただきましたが、その一部をここに紹介させていただきます。(一部抜粋しています。)
Aさん:
 「知的障害者の加齢による変化とその支援」が今回のテーマでしたが、私自身が高齢者となり、日常生活の中でいろいろな機能の低下を実感することがあり、伊藤先生のお話が素直に納得できました。
 変化への基本的支援として「良い習慣の継続」「将来に向けた取り組み」など参考になる内容が多くあったので、今後の仕事になかで生かしていきたいと思います。
Bさん:
 これから高齢化が進む中で、変化にきづき、受け止め、変化に合わせて支援していく事が大切であると感じました。また、長期的な視点から、利用者さんの変化を少しでも穏やかにしていけるよう支援していく事が大切であると思いました。加齢による変化は誰もが日々経験することです。プラス、マイナスいろいろあると思いますが、受け止めて支援していく事が大切だと思いました。
 加齢による変化には「健康な老化」と「病的な老化」があります。病的な老化には「認知症」があります。いろいろな例を学びました。また、知的障害者の認知症は診断の困難さがあることも学びました。周りの方が早く気づいてあげる、気づきながら支援していく事が大切であることがわかりました。
Cさん:
 支援者としては、加齢によって変化することはしかたないことと受け止めた上で、どう支援するか、又、症状だけを見るのではなくその裏側を見ていく、原因をさぐり出すという視点を持ち続けなければいけないと感じた。その上で、必要な支援を合理的配慮も含めて実行しなければならないと思う。しかし、その根本は、どれだけ注意深く観察し、関係性を保ち相手を理解しようと努力し、変化を見落とさずに接することができるかが基本であると考える。常に自分の支援を振り返る必要性をあらためて考えさせられた。
Dさん:
 加齢による変化は健常者でも顕著に現れたことについては対応することが可能であるが、知的障害者の場合で自己表現ができない場合、結局周囲で変化を観察(確認)してあげる事が必要となる事が判りましたが、ある程度医学的な知識を持っていないと色々と共通する機能もあるので、非常に難しいと認識しました。
Eさん:
 「知的障害」と「認知症」との判断の難しさについては、先生からのお話にあった通り、非常に難しいものであると感じました。判断が難しいからこそ、資料にもあった「福祉的な対応としての支援」というものの強い必要性を感じます。「良い習慣の継続」「将来に向けた取り組み」などの加齢とは関係ない部分でも、同じ考え方が必要だとは思いますが、その取り組みをいかに継続するかがとても重要だと思います。

 伊藤講師、ありがとうございました。参加者の皆様、ご苦労様でした。 (合田)

2022年02月07日

夏のカーテン fromフラワー工房


 玄関両脇の大きな窓ガラスには、お昼を過ぎた頃から、強い日差しが照りつけます。
 今年の夏は、多くの緑がその窓一面を覆い、太陽のまぶしさを和らげています。















このグリーンカーテンは、“ブルーオーシャン”という鮮やかな色の朝顔とゴーヤのツル植物たち。これらの緑をお世話しているのは、フラワー工房“園芸部”のメンバーさん。小さな苗の植え替えから、葉っぱの剪定まで、いつも丁寧に手入れをしてくださっています。













特にゴーヤは食べるのが楽しみなので、どんどん成長していく姿はとても嬉しく感じられます。















ッと和えて、給食のおかずに1品プラス、初めは苦手だったメンバーさんも今ではどんどん食べられるようになり、“美味しい”との声が!収穫を楽しみにしている人も増えています。
 残暑厳しいですが、ゴーヤはまだまだ実り多く、いのちの力強さを感じています。















 次回は春先からの成長過程を振り返ってお伝えしたいと思います。
(石崎)

2021年08月25日

アートクラブ2021報告

 4月より15人体制でスタートしましたアートクラブは、今年度も「東分室図書館の壁面」を取り組むことになりました。3回目の取り組みにより「あ、あれね!」と経験者もいれば、「?」の人もいるなかで、今年の飾る期間は「夏」ということに決まり、駆け足で取り組むことになりました。それでもポジティブに受け止め、楽しそうに製作している姿を見て、手探り状態でもどこか安心感のある雰囲気でした。昨年と同様に「限られた時間」「コロナで集まれず各事業所だけでの活動」と寂しい時もありましたが、アートクラブのメンバーは逆境にも負けず、「ゆめは背景」「フラワーはヤシの木」と分担して進めていきました。最終的にそれぞれの作品を合わせた時には、皆で「おーーー!」と歓声が出るほどの仕上がりでした。作品は7/20~9/20まで展示してますので、お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください。

(風間)

 

2021年08月25日